趣味は映画評論で、大学在学中からキネマ旬報の「読者の映画評」欄の常連であった。その後、「75年からはさまざまな映画雑誌に求められ執筆するように」[15]なり、同誌にも「映画評論家」の肩書きで寄稿するようになった。そのため、マスメディアには映画評論家としてコメントを寄せることも少なくなく、映画に関する著書もある。文部科学省在職時代から、日本映画映像文化振興センター副理事長に就任している。
とりわけ、「年間150本程度見ている」という日本映画に対する造詣が深い反面、洋画はほとんど見ず、最近は韓国映画を見る本数が増えたと語っている。インタビューでは「今の私にとっては日本の社会に準じるくらい自分の生活と結びついている社会だと思う」との理由から、外国映画は韓国のものしか観ないと答えている。洋画を観ない理由として「アメリカだとかイギリスの社会は私とはあまり結びついているものではないから、それほど観たいとは思わない」と述べている。
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また、ピンク映画や、いわゆる「B級映画」についても言及することが多い。ピンク映画の世界では、親しみを込めて「ケンちゃん」と呼ばれている。
近年は、映画を通じた日韓の文化交流にも当たっている。2004年に文化庁が主催して韓国で開催されたイベント「日本映画:愛と青春」(1965年から1998年に発表された日本映画46本を上映したもの)は、文化庁に在職していた寺脇が中心となって進めた企画だといわれているが、黒澤、小津ら、巨匠と呼ばれる監督の作品をあえて排し、日活ロマンポルノに属する作品を入れるというラインナップが物議をかもした。